急成長のプレーヤー#47椿山選手(左)
また、続く3Qの同点に追いつくTDも、スナップがそれ、ホルダーがセット出来ずTFPを失敗し、結果的にはその1点が最後まで響いたかたちとなった。スタッツが集計され改めて感じることは、間違いなく勝てる試合を落としたということしかないだろう。先週の川越東高校戦も結果的には劇的な逆転勝利を上げることが出来たが、この試合も1Qに得点できる時に確実に得点していれば、後半にあんなにもつれはしなかったはず。要するに詰めが甘い。確かにパスオフェンスは豪快であり見ていても鮮やかであるが、ゴール前からぴたっと出なくなるケースが多い。まだまだ、パスオフェンス主体のチームとしてはビギナーである事は間違いないが、この体型で今年一年は戦い抜くと決め準備をしてきた。春が最後の我々にとっては、何が何でもその成果を出さなければだらない。
関東大会に向けてやはり課題はオフェンスの安定性とキッキングゲームだろう。前者は前述したショットガンのウイークポイントでもある、ゴール前でのプレー選択とQBのリーダーシップであり、後者はもう少し飛距離の出るキッキングを練習する必要があるだろう。特にフィールドでの毅然としたクォーターバッキングは関東大会では特に重要なことである。但し、繰り返し述べることになるが12分正式の我々特有の戦い方であるボールコントロールオフェンスの要であるランプレーを、2年生RB#47椿山選手がキッチリと仕事をこなした。シーズンが開幕し、試合数をこなすごとにRBとして信頼感が増してくる様子は頼もしい。RBの闘志あふれる走りが高校生のゲームでは大きな流れを引き込むことがある。関東大会でも大いに期待したい。そして、立教新座高校はなんと春季では20年ぶり5回目の優勝だという。我々にとっては当時地区大会が独立して誕生した時から、立教高校(現立教新座高校)を目指し、追いつけ追い越せと練習に明け暮れていた。それだけに、この記録(春季優勝回数はBEARS5回と同じ)は意外であった。さて、これで埼玉地区2位で、関東大会に進出することになった。現在行われている11日の東京都大会決勝で、対戦高校は日大鶴ヶ丘高校と決まり、5月25日(日)10時30分よりアミノバイタルフィールドで行うことになる。この間に2年生の修学旅行や体育祭、中間テスト等が迫り、満足に練習が出来ない状況は変わりないが、それであったとしても今できることを最大限に取り組み、結果を出していきたい。アミノバイタルフィールドには、、今一度多くのOB・関係者の応援を期待します.是非とも、応援よろしくお願いします。


得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
立教新座  #      :(  7yd)  RUN KICK G
BEARS  #4  寺村:(  5yd)  RUM  KICK NG
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《コメント》
 
逆転を願って選択した
4thダウンのプレーだったが・・・。
 
周りからは、『いい試合運びだった。人数が少ない中、よく頑張れた。』との評判が多かったが、実際にはオフェンスの拙攻が自滅を招いた形となった。立教新座高校が上げた1QのTD以外はほとんどディフェンス面ではボロを出すことなく、無難にまとめた。シリーズは重ねられる場面はあったが、要所要所でいいタックリングがあり1TDにおさえることが出来たのはディフェンス面で上達した証でもあった。しかし、一方、オフェンスは先週からゲームの流れを一気に引き込むような試合巧者ぶりが発揮できず、相変わらずインターセプト、ファンブルで大きくターンオーバーされ完璧に自滅であった。とにかく、実質12名(3名怪我)で稼働しなければならない台所事情の中、いかにボールコントロールするかは重要な鍵でもあり、しかも、それを今まで経験したことがないパッシングオフェンスで展開するのは難しかった。特に、2Q後半に同点に追いつくシリーズを相手陣5ヤードまで持って行ったものの、そこでのインターセプトはモメンタムを引き寄せたかに見えたシリーズであっただけに残念だった。
春季大会 決勝戦 対 立教新座高校戦 

オフェンスが自滅、2連覇逃す!

2008年5月4日(日) 立教新座高G
PM12:30 KICK OFF  天気:曇り時々晴れ (12分正式計時)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
立教新座高校
《コメント》
後半になり、川越東高校の反撃から一時逆転を許し、4Qの残り約3分から、両チームで4TDという得点の取り合いの末、タイブレイクで何とか川越東高校を振り切った。
朝方は雨が降り底冷えのする気温だったが、試合が始まる頃には、雲の間から日が差すようになり、朝方とは比べものにならないくらい気温が上がってきた。それに、一抹の不安を抱えながら始まった準決勝は、第1Q圧倒的にオフェンスを支配し、ほとんど相手に攻撃時間を与えなかったが、ゴール前までボールは進むもののTDまでは至らず、いやなムードの中2Qに入る。しかし、ようやくパスが通り2TDを得て前半を終了する。このまま、ボールコントロール出来るかと思ったが、後半始まってすぐに、川越東高校が初TD(RUN失敗)を上げ、反撃ムードが高まってきた。同時に実質14名しかいない我々は、前回同様暑さから来る痙攣や怪我等でリタイアが相次ぎ、徐々にモメンタムが川越東高校に変わりはじめてきた。そして4Qに入り残り4分過ぎに、ついに逆転のTDを許し、この時点で14−19。
しかし、ここから信じられないドラマが展開する。キックオフリターン後、BEARSが攻撃権を得てシリーズを獲得、最後は相手陣40ヤード付近から、#24松井選手に#4QB寺村からロールアウトからのTDパスがヒットし、再逆転に成功する。(RUN NG 20−19)残り2分を切り、このままディフェンスして終わりかと思ったところに、さらに川越東高校がテンポよくオフェンスシリーズを重ね、最後はエンドゾーン右隅にTDパスをヒットさせ、再々逆転。(KICK G 20−26)残り1分を切ったところで再び、BEARSが攻撃権を得る。タイムアウト残り1回の中でサイドラインにボールを集め、残り19秒というところで#22小林選手へTDパスが通り26−26の同点に。TFPを決めて試合終了と思ったが、キックの弾道がややはずれバーの中を通ったと思ったが、判定は失敗。今シーズン初のタイブレイクに突入することになる。コイントスで後攻をチョイスし、25ヤードラインから川越東高校のオフェンスをゴール前4ヤード付近で食い止め、オフェンスに。最後の力を振り絞り、#47椿山選手のランプレーでゲインを重ね、最後も川越東高校のオフサイドを誘いながら、椿山選手がエンドゾーンに走り込み、12時30分キックオフのゲームが、実に2時間40分かかって終了した。
スタッツを見る限り、ファーストダウンの数こそ川越東高校の方が多いものの、実に343ヤードという獲得距離がありながら、大量得点に持ち込めなかったのは、やはり、1Qに攻めきれなかったことが、苦戦に追い込まれた原因であることはいうまでもないが、それでも試合を勝利に持ち込むことが出来たのは、まずは選手の強い意志と、少ない練習ではあるが、コーチ陣の計画の元、長時間にわたるミーティングおよびVTR学習の成果が、日々の密度の濃い練習に生かされて、それが結果となって現れたのだと思う。さあ、いよいよ来週は強豪立教新座高校と対戦する。12分正式、および長期予報では晴天が続くという。我々にとって決して条件のよい環境にはなりそうもないが、フィールドに立つ選手を信じていきたい。BEARS諸君、来週も頑張って下さい。
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
BEARS  #22 小林:( 20yd)  PASS KICK G
BEARS  #24 松井:( 28yd)  PASS  KICK G
川越東高校  #31    :(  8yd)  RUN RUN NG
川越東高校  #33    :(  8yd)  RUN RUN NG
川越東高校  #10    :( 30yd)  RUN KICK G
BEARS  #24 松井:( 41yd)  PASS RUN NG
川越東高校  #3     :( 23yd)  PASS KICK NG
BEARS  #22 小林:( 26yd)  PASS  KICK NG
TBS BEARS  #47 椿山:(   yd)
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春季大会準決勝戦 対 川越東高校戦 

タイブレークの末、川越東高校に辛勝
2年連続決勝に進出!

2008年4月27日(日) 立教新座高G
PM12:30 KICK OFF  天気:晴れ (10分正式計時)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q TBS total
14 12 32
川越東高校 20 26
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
BEARS  #91町田 :( 40yd) PASS   KICK G
BEARS  #47椿山 :(  2yd) RUN KICK G
BEARS  #47椿山 :(  1yd) RUN KICK NG
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《コメント》
 
今シーズンから、オフェンスヘッドも兼任
する岡室監督はスタンドからプレーを出
すことになる。
不安な立ち上がりながらも、強豪、浦和学院を下し準決勝にコマを進めた。今シーズン地区大会2連覇を目指して始まったシーズン。第2シードのため、2回戦からの出場となり、すでに一試合経験している強豪浦和学院高校に対してどう戦うか、緊張感のある中キックオフとなった今日のゲーム。浦和学院のオフェンスで始まったものの、簡単にパントに追いやりホッと安心したその瞬間に、リターナーのファンブルから、自陣30ヤード付近で再びディフェンスとなりいやなムードとなるが、予想以上のディフェンスの踏ん張りから、浦学オフェンスを完璧におさえる。しかし、地区大会特有の8分正式から、1Qのほとんどをディフェンスに使い、その後のオフェンスで簡単に相手陣に攻め入ったものの、エンドゾーンまでは至らず、2Qに入る。『LBが開いていたのでランプレーを中心に攻撃を組み立てた。』(岡室監督談)オフェンスは要所要所でゲインするものの、エンドゾーンまでは遠く、今ひとつ初戦の緊張からいつものペースがつかみきれない状態のまま、拮抗状態が続いたが、この緊張感を一掃したのが#91町田選手へのパスだった。すでに、2Qもラスト2分を切って最後のオフェンスでなんとか先取点がほしいBEARSであったが、その期待に応え#4寺村の投げたロングパスをゴール前で#91町田選手が見事にキャッチ、そのままエンドゾーンまで運び7−0(キック成功)で前半を終える。緊張感のとれたBEARSは後半を危なげなく戦い、3Q開始早々と4Qに入ってダメ押しのTDをそれぞれ上げ、ライン戦も制し浦和学院に快勝した。(後半については、私が第3試合の審判ミーティングに入ってしまったので、スタッツを見た後、追記します。)
 
昨シーズンかボランティアで参加してくれて
くれているOBコーチ。今シーズンはスタッフ
ユニフォームも作り、コーチであることに誇り
を持ち参戦してくれている。 
 今回の試合は、なんといっても初戦の堅さをどう克服するかであったが、予想通り開始早々は堅さのとれないゲーム運びとなったが、そんな中でディフェンスラインがライン戦を制する事が出来たのは収穫だった。浦和学院高校は毎年豊富な練習量からきちんと成果を出してくる強豪校。その学校相手にラインで上回ることが出来たのは我々にとって大きな収穫となった。しかし、反省点も多い。予想された反則がやはり発生した事や、8分正式にもかかわらず、痙攣等でリタイアする選手が浦学と比較し圧倒的に多かったことである。来週からは10分正式となり、気温も上昇してくる。15名という少人数のチームで関東まで勝ち抜くには、一人一人の自覚と集中力が一番大切となってくる。昨シーズンからOBがスタッフとなって綿密に練習計画からゲームプランを立案し、岡室監督と調整して対応している。これが機能しているだけに、選手一人一人の健康管理とフットボールに対するルール上の理解度がますます必要となってくるだろう。さあ、次は川越東高校。選手諸君の今日以上の活躍を期待する。
春季開幕戦(2回戦) 対 浦和学院高校戦 

浦学に快勝、準決勝進出!

2008年4月20日(日) 花咲徳栄高G
AM11:30 KICK OFF  天気:曇り (8分正式計時)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
20
浦和学院高校
得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
横浜高  #22    :(  4yd) RUN   RUN G 
BEARS  #4 寺村 :(  1yd) RUN  RUN G
横浜高  #9     :(  9yd) RUN  RUN NG
横浜高  #13    :( 66yd) RUN  RUN G
横浜高  #32    :( 11yd) RUN  RUN NG
BEARS  #18矢吹 :( 17yd) PASS  RUN NG
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《コメント》
新3年生のリーダーシップが必要。
あと少しの頑張りがほしいのだが・・・。
今年に入り、徐々に春らしい陽気となり、気温も18℃程度となり、15名(1名怪我で不参加のため、実質14名)しかいないチーム事情では、暑さ対策で不安な滑り出しだった。リターンをチョイスして始まったゲームはテンポよくシリーズを重ね、その不安を一掃できるかと思った瞬間、ゴール前30ヤード付近でインターセプトを喫し、いやなムードになる。しかし、ディフェンスが踏ん張り、再びオフェンスを取り戻したものの、次のシリーズで投げたパスをレシーバーがチップし、空中に舞い上がったボールを横浜高校が再びインターセプト自陣からのディフェンスとなる。このシリーズを持って行かれ、先取点は横浜高校がとる。(TFP成功)
2Qに入り、#24松井へのロングパスがヒットし、ゴール前でファーストダウン。これを#4寺村がエンドゾーンに運び同点にする。(TFP成功)ここまでは順調だったが、その後、横浜高校オフェンスがすかさず反撃を開始し、ゴール前で3rdダウンロングまでおさえたものの、その後のプレーを成功されTD。(TFP失敗)今日のゲームはすべて、単発ではいいタックルがでたが、3rdダウンロングや4thダウンギャンブルを、ことごとく成功され、すべて相手にフレッシュダウンやTDを与える結果となったのも敗因の一つだった。
後半に入り、最初のキックカバーで痛恨の3本目のTDを与え、この段階で集中力は切れた。また、予定通りのセカンドQB#11静谷を投入するが、そのシリーズで負傷退場をしいられ、チームの雰囲気に暗雲がたれ込める。結果論ではあるが、2Qの2本目のTDを与える結果となった3rdダウンロングのシリーズが今日の勝敗を決めるディフェンスであったように思う。フロントラインはリャンメンでよく頑張ったと思う。勿論、それ以外のディフェンスもほとんどリャンメンであるが、フロントラインを抜けると、次にタックルに行くのがDBというケースが多く、外への展開のプレーに対しLBのサポートが少なかった。4Qに入り、相手陣から投げられた何でもないパスをキャッチされ、そのままタックルをかわされ、その後は独走のダメ押しTDを喫し、万事休すとなった。後半に入ってのオフェンスシリーズに対し、やや横浜高校LBが上がっていたこともあったが、ロングパスを多投し、その結果単発でパスは決まるものの、シリーズのでオフェンスが出来ず、ラスト15秒で今日の特徴をあらわすような#18矢吹へとのロングパスがエンドゾーンでヒットしTD(TFP失敗)したが、そこで試合終了となる。残念ながら今日は練習の段階からレシーバーの膝が上がっていない面が見られ、スピードに欠けるゲームとなってしまった。ただ、以前に増してパスオフェンスの精度は格段に上昇した。それだけに、さらに上を要求する形となっただけに、その期待に応えてくれなかったことが残念である。春まで間もない。残された時間を有意義に使い、さらにスキルアップしシーズンに入ってもらいたい。
春季オープン戦 対 横浜高校戦 

2008年3月16日(日) 横浜高G
PM13:00KICK OFF  天気:晴れ  (20ランニング計時)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
14
横浜高校 28

早稲田大学米式蹴球部 高校生キャラバン

2008年3月9日(日) 江戸川学園取手高等学校 グランド
午後12時00分 練習開始 天候:晴れ

 
 今回、練習課題の一人と名指しされた、新2年生#47椿山選手を中心に
早稲田大学「BIG BEARS」の皆さんと練習終了後、記念撮影!
早稲田大学アメリカンフットボール部(米式蹴球部)が主催している、高校生キャラバンが本校に来てくれました。実は、今年度卒業生の浅岡選手(TB/DB)が理工学部に、山下選手(FB/LB)が人間科学部にそれぞれ合格し、BIG BEARSに入部しすでに練習に参加しているのです。そんな関係もあり、朝倉監督以下、新4年生部員を中心に26名の選手が、わざわざ茨城県取手市まで来てくれました。
来校してくれたBIG BEARSの選手は、それぞ各ポジションごとに分かれて編成されたメンバーで来てくれており、練習内容についても我々BEARSが計画した練習に沿って、練習台として参加し、その中で適時アドバイスをくれるなど、常に片面でしか練習できない我々にとっては貴重な時間を過ごすことが出来ました。また、いつもは東伏見に通い練習に参加している、浅岡・山下選手も、今回は一緒に練習に参加し、パート別練習・キッキング・オフェンス・ディフェンス練習すべてに渡り練習台として真剣に対応してくれました。今回の大きな目標は嶋田コーチより、新人RBの椿山選手の育成が早稲田大学の監督、選手に伝えられ、常に厳しい視線を浴びながらも、椿山選手は真剣に練習に取り組んでいました。今回の練習で得た成果を是非とも今シーズンの公式戦で発揮してくれることを期待しています。
この模様は早稲田大学米式蹴球部公式オフィシャルページにも掲載されています。
コーチングスタッフより》

嶋田(ディフェンスコーチ):このゲームでは多くの収穫と多くの反省点が発見できた。思った以上にオフェンスがゲインしたのはよかったが、それぞれの選手がディフェンスをチームで機能させるにはまだ理解不足の点が多い。今後の課題としたい。
河内(ライン担当):まだ若いチームであり、攻守兼任なので難しいが、手の使い方やブロッキングの仕方、ラッシュの方法などさらに向上できるはず。
吉田(オフェンスコーチ):QBは、昨年よりは明らかに成長している。今後はさらにチームがまとまるためにも、QBのリーダーシップと信頼感が必要。
《コメント》
キックオフ予定時間は、午後2時であったが、強風のため電車がストップし、椿山・服部・小林・町田・静谷らが予定時間に集まることが出来ず、1時間ずらして、午後3時キックオフとなる。(この時点で、まだ椿山・服部は到着せず)
日大鶴ヶ丘高校も、私学の進学校化のあおりを受け女子生徒が多く入学してくることから男子生徒が減少し、それが部活動加入率に大きな影響を与えている。しかし、そんな中でも昨春の関東大会では、三島高校に勝利しベスト8まで進出している強豪校である。今シーズンの部員数は我々とほぼ同じ17名。中でもラインは大型であり、QB・WRはSTIK BOWLでその実力は実証済みである。それに対しBEARSは、相変わらず限られた練習時間の中で、土日に練習に参加する嶋田(9期生)・河内(11期生)・吉田(14期生)の熱心な指導のもとゲームプランを立案し、限られたオフェンスプレーとTFPは2点のみを狙うことを条件としてどこまでシリーズを重ねることが出来るかチャレンジする。試合は、前述したとおり、強風の中午後3時にキックオフ。コイントスで風上を選択したBEARSは鶴ヶ丘高校の最初のオフェンスシリーズでファンブルを誘い、自陣40ヤード付近から攻撃権を得る。その後、順調にシリーズを重ね、さい先のよい制のTDをあげる。(2ポイントTFPは失敗)風下にからの攻撃にもかかわらず果敢にショットガンでパスを投げてくる鶴ヶ丘高校オフェンスに対し、最後は自陣30ヤード付近から一気にTDパスを許し6−6の同点。TFPのキックはブロックし、なんとかリードを許さず試合は振り出しにもどる。2Qに入り、BEARSは風下にもかかわらずゲインを進め、ゴール前までくるが4thダウンギャンブルが成功せず、前半は6−6で終了する。
後半に入り、3Qは静谷(2年)が担当したが、残念ながら実力を発揮することがでず3Q終了間際にインターセプトを喫し、その後の鶴ヶ丘高校オフェンスにドライブを許しTDを献上。(キック成功)そして、4Qに入り風下からドライブされ3本目のを決められ6−20と大きく離される。しかし、QBを寺村に戻し、風上からオフェンスを再開。昨シーズンから課題であったパスオフェンスが開花したかのように要所要所でヒットさせ、ようやく最後は小林へのTDパスが成功し、14−20とする。(2ポイント成功)その後、鶴ヶ丘高校のオフェンスをパントでしのぎ、この時点で20分ランニングタイムの約16分を費やし、最後のオフェンスがスタート。そこから今シーズンを期待させるかのようにシリーズを重ね、ラスト2ミニッツに入り、残り16秒で同点のTDをあげる。TFPが決まれば逆転というケースであったが、QB寺村の手からボールがこぼれファンブル。勝ち越しならず・・・・。その後、鶴ヶ丘高校がオフェンスに回るも、ディフェンスが守りタイムアップ。今シーズン初の練習試合は20−20のドローで終了する。

得点経過
TEAM PLAY(NAME)yd PLAY種類 PAT
BEARS  #21糸川 :(  5yd) RUN   RUN NG 
鶴ヶ丘高  #32    :( 33yd) PASS  KICK NG
鶴ヶ丘高  #7     :(  5yd) RUN  KICK G
鶴ヶ丘高  #32    :( 10yd) PASS  KICK G
BEARS  #22小林 :( 14yd) PASS  RUN G
BEARS  #4 寺村 :(  1yd) RUN  RUN NG
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春季オープン戦 対 日大鶴ヶ丘高校戦

2008年2月24日(日) 日大鶴ヶ丘高G
PM15:00KICK OFF  天気:晴れ(強風)  (20ランニング計時)

Team 1Q 2Q 3Q 4Q total
14 20
日大鶴ヶ丘高校 20

2007年 春季大会までのスケジュール(3月1日〜4月30日)
3月 4月
 1日(土)  1日(火 
 2日(日)  2日(水)
 3日(月)  学年末試験  3日(木)
 4日(火)  学年末試験  4日(金)
 5日(水)  学年末試験  5日(土)  始業式
 6日(木)    6日(日)  
 7日(金)    7日(月)  高等部入学式
 8日(土)  8日(火)  中等部入学式
 9日(日)  早稲田大学BIG BEARS 合同練習  9日(水)  代休
10日(月) 10日(木)
11日(火) 11日(金)
12日(水)  卒業・進級判定会議 12日(土)
13日(木) 13日(日)  SIC地区開幕
14日(金)   14日(月)
15日(土) 15日(火)
16日(日)  Open戦 横浜高校 @横浜高校 16日(水)
17日(月)  卒業式予行 17日(木)
18日(火)  高等部卒業式 18日(金)
19日(水)  中等部卒業式 19日(土)
20日(木)  新入生登校日 20日(日)  浦学vs聖望勝者(2回戦)
21日(金)  終業式 21日(月)
22日(土) 22日(火)
23日(日)  筑波大学 合同練習 23日(水)
24日(月) 24日(木)
25日(火) 25日(金)
26日(水) 26日(土)
27日(木) 27日(日)  敬愛・川越・狭山ヶ丘勝者
28日(金) 28日(月)
29日(土) 29日(日)  
30日(日)  慶應義塾大学 合同練習 30日(水)
31日(月)
2008 BEARS Roster
N0. U/N Grade Pos Name
1 高3 QB/DB 寺村 健吾
2 11 高2 QB/DB 静谷 啓佑
3 18 高2 WR/DB 矢吹 雄大
4 19 高2 WR/DB 冨田 和希
5 21 高3 RB/LB 糸川 卓志
6 22 高3 WR/DB 小林 琢也
7 24 高2 WR/DB 松井 薫平
8 27 高2 WR/DB 服部 永
9 47 高2 RB/LB 椿山 孝穂
10 54 高3 OL/DL 中村 正直
11 56 高3 OL/LB 大川 樹実
12 66 高2 C/NG 岩松 卓也
13 68 高2 OL/DL 古堅 パブロ
14 71 高2 OL/DL 海老原 拓也
15 72 高3 OL/DL 猪狩 信太郎
16 91 高3 WR/DE 町田 悠樹
17 * 中3 - 鳥居 大祐
18 MG 高3 主務 松井 鈴
19 MG 高2 主務 梅本恵利

2008年 春季、埼玉・千葉・茨城地区大会日程

 我々が本番と考えている春季2連覇を目指して、シーズンがいよいよ開幕する。今春は主力メンバーが半分卒業したものの、核となるポジションの選手が残り、充分連覇がねらえるチームに成長している。しかし、我々が最初に戦わなければならないのは浦和学院高校と聖望学園の勝者。初戦としてはあまりにも大きい壁である。また、春季大会特有でもあるデビュー戦はスタートが肝心。今シーズンは第2シードからの開幕戦となるだけに、1回試合を経験している両校のどちらかと対戦しなければならないのは、我々にとって決してプラスではない。今からどれだけ公式戦感覚での練習をこなしていけるかが勝敗の鍵でもある。もう一つは、相変わらずの人数不足。今シーズンも16名(登録は16名、しかし1名休部中)という少数で戦わなければならない。2回戦までは8分正式だが、勝ち抜けば準決勝は10分正式、そして決勝は12分正式となる。5月はもう初夏と言っていいほど暑くなる。今年の冬は昨年と比較して寒かっただけに、選手のコンディショニングとスタミナが不安材料でもある。
 しかし、昨シーズンからOBに協力してもらい、コーチングスタッフの確立に成功した。今シーズンも新チーム結成時からチームのために熱心なコーチングを継続してくれており、その成果が徐々に出てきているまた、昨年初心者ながら多くのフィールドに立ち、一足はやくフットボールを肌で体感した1年生も、ここに来て急成長を遂げている。RB/LBの椿山、WR/DBの松井、G/DLのパブロ等、非常に期待できる選手達である。今シーズンも1試合でも長く選手生活を続けようと2年生部員以下、一致団結して取り組んでいる。是非とも、応援よろしくお願いします。